旧札幌市西区

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銀河バスの夜

アイアン名言考えてたら、『宮沢賢治水曜どうでしょう』で楽しくなりすぎてしまいました。最初に思いついたのが、「どっどど どどうど どどうど どうでしょう」っていうひどさなんですけど。

そんななか、詩を考え付いてしまった。仕組みはほとんど相撲甚句と一緒です。

バスにも負けず
カブにも負けず
虎にもケツの痛さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
手元にパスポートはなく
決してサイコロにあらがわず
いつも4人で笑っている
一日に牛乳7本と
ずんだ餅と少しの白熊を食べ
あらゆる旅を
ゴールを勘定に入れずに
よく睡眠ししゃべり
そして忘れず
マレーシアのジャングルの森の蔭の
小さな萱ぶきのブンブンにいて
東にアンルイスあれば
行ってインタビューしてやり
西に四十八の寺あれば
行ってディレクターのパンを食い
南にオーストラリア大陸あれば
行ってハエを怖がらなくてもいいと言い
北にユーコンやオーロラがあれば
フランベは危ないからやめろといい
日照りのときは夏野菜を育て
寒さのときはワカサギをつり
みんなに黄金のカルテットとよばれ
ローカル局を離れず
旅を止めず
そういう4人に
われわれは
なりたい