裸者と裸者 愚者と愚者
- 作者: 打海文三
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争われるのは、カネ、人種、宗教、ジェンダー。
地方軍閥、孤児部隊、外人部隊、マフィア、少女のギャング、性的マイノリティ、トランスジェンダーの部隊が入り乱れそれぞれの活路を見出すために争う。
『裸者』の上巻は一晩で読んだ。中盤以降、関東・東京の地理に詳しくないと辛い。部隊の移動が追えないのです。逆に関東周辺に住む人は臨場感たっぷりに楽しめると思う。地方在住者はGoogle Map片手に読みましょう。
なにより登場人物がすべて魅力的。報道官、死体屋など名前で呼称されない人物までもキャラが立っている。
『構想力』がキーワード。
続刊『覇者と覇者』は来年秋頃刊行らしい。日本を統一して終わり、とかいうベタな締め方にはならない気がする。鍵となるのは、言語と土地かな?と予想してみる。